サラリーマンにおすすめの不労所得の積み上げ方

選択のすゝめです。

本日は不労所得の積み上げ方について話をしていきます。

ざっくりの経緯としては、2017年秋ごろに三菱サラリーマン氏のブログに出会い、それから種まきをはじめ、2018年は約25万円強達成、2019年は約50万円強達成予定、そして現時点(2019年9月時点)での2020年の皮算用では約65万円を達成見込です。2017年に不労所得の必要性と力強さに目覚めてからは不労所得が大好物になりました。現在総資産が約3,000万円で、まだ余力があるため今後も不労所得の積み上げを増やして行きます。

目指しているのはまず年間60万円ライン(月5万円)、そして年間120万円ライン(月10万円)、その後は年間240万円ライン(月20万円)です。

サラリーマンにおすすめの不労所得の積み上げ方

この記事は、全てのサラリーマン、不労所得を持っていない人、積み上げ始めたばかりの人に向けて書いています。また、アメリカに合法的に住んでいらっしゃる方や、これから住みたい、住む予定だという方にもおすすめです。

不労所得が欲しいけれどどうしたら良いのかわからない、実際に不労所得を得ている人はどのように得ているのだろうと気になる方向けです。或いは、同じくらいの不労所得を得ている、得たい、といった方にも良い記事です。

不労所得は、最初の一歩を踏み出し始めたら後は積み上げていくことが出来ます。お金持ちは、皆それぞれ何かしらの不労所得を持っています。私、選択のすゝめはサラリーマンとしての収入を得ながら不労所得という収入源を持ち、形になり始めたので、そちらを紹介していきます。

基本的には、給料と株と金利と配当金で不労所得を積み上げて行きます。

不労所得とは、そもそも何?

働かずに得る所得のことです。働いて得た収入を労働所得、働かずに得られる収入を不労所得と言います。今更ですが、ここの理解はとても大切です。
  • 労働所得:給料など。働かないと得られない。
  • 不労所得:金利収入など。寝てても得られる。
定義だけでなく、一番理解して欲しいのが次の部分です。
これらはどちらか一方しか選べないというものではなく、両立するものです。

不労所得だけで十分に生きられるようになるまでは、どちらか片方というわけではなく、むしろ両立させるべきものです。選択肢というものは、複数選んでいい、複数選ぶべきシーンが沢山あります。正解は1つではありません。人生おいしいとこどりで良いのです。

親からの遺産だって、不労所得です。継続的に発生するものではないものの、とにかく自分以外の稼ぐ力というものが不労所得だと考えて頂ければ構いません。この不労所得の大きさや継続力で、人生が大きく変わります。

不労所得は、なぜ必要?

お金は世界共通の価値あるモノサシだから

今以上のお金が必要で、それを得る必要があるからです。世の中、何をするにもお金が必要です。エアコン付けるのも、扇風機を回すのにも、火をつけるのにもお金が必要です。おかずを一品増やすのも、トッピングをもう1つつけるのにも、お金が必要です。

お金は幾らあっても困るものではありません。一方で、無いと困るものです。少子化なのも、将来が不安だから、ということに尽きます。将来が不安なのは、貯金などの蓄えが少なく、且つ収入も少ないためです。消費税増税、なんて言われたら将来への不安はさらに募ります。いくら持っていようが、将来への不安は消えません。それは、無くなる可能性もあるからです。もちろん、ある程度の資産があれば安心感を覚えるかもしれませんが、もっと大事なのは複数の収入源を持ち続けることです。どれかが減ったり、途絶えたりしても、他の何かから収入があれば、補ったり増やしたりすることが出来ます。

どこかに旅行しても移住しても、やりがいなどではご飯は買えません。楽しいことも出来ません。そもそも旅行するのにもお金が必要です。これは世界共通です。物価は違えど、必要なのがお金であるということは世界のどこでも同じなのです。寄付するのにも、お金は有効な手段です。世の中の問題の多くは、助けたり解決したりするのにお金が必要です。

あなたが今以上稼ぎ続ける保証はどこにもないから

大きくて有名な会社だって、不景気だったり45歳以上のリストラが増えてきました。終身雇用はとっくに危うくなっていて、でもそれはなかなかタブーで触れられなかったのに、最近になって公に認めざるを得ないところまで来ています。

自分だけの収入=1馬力では限界があります。特に肉体労働系は休んだら収入が続きません。結婚して夫婦共働きでも2馬力です。2馬力の方が心強いですが、家族単位だとここが限界です。それ以上増やすには、自分たち以外の何か・誰かに稼いでもらう必要があります。

ところが、時間は有限、体力も有限です。帰ってきて、疲れたーと言いながら掛け持ちのバイトに出かけて行ったらいつかは身体を壊してしまうでしょう。お金のために働く人生になってしまいます。短期集中的なら良いですが、ずっと続ける前提で行うは、ドツボにはまっていくので要注意です。避けましょう。休んでも、収入が途絶えない、途絶えにくい状態を作り出すのが理想です。

不労所得は、誰しもが、生活を楽にするために必要なものなのです。楽にするだけでなく、保険にもなります。バイパスというものは、無いよりもあった方が良いのです。

いつの日か、毎月の生活費を不労所得が上回ったタイミングが、セミリタイヤが見えてくる時期です。生活するのに毎月20万円必要であれば、不労所得が手取りで20万円得られるようになるタイミングがセミリタイヤのタイミングです。

セミリタイヤなんかしたくない!という方はそれでも結構です。ですが、そのタイミングから、本当に自分のやりたいことを仕事にしても良いという状態が見えてきます。バイトでいいからあの仕事をやってみたかった、ボランティアに精を出したい、など何でも構いません。お金のために働かなくてはいけない状態から脱出できる日が1日ずつ近づいてきます。

不労所得は、誰が必要?

先ほども述べましたが、誰しもが必要です。特に、今現在で不労所得を何も持っていない人は急務です。つまり普通のサラリーマンは大概が必要です。セミリタイヤしたい方はもちろん、したくない、一生働き続けたいという方にも必要です。

というのも、お金持ちは不労所得を『既に』持っています。自分や自分の家族だけの収入が増えればそれで良いのです。それは悪いことではなく、当然の考えです。教えてあげるメリットが無ければわざわざ教えてあげることはありません。不労所得があるからこそ、お金持ちなのです。あなたがサラリーマンとしてしているその仕事は、オーナーの代わりにあなたがやっている仕事です。その代行料として、手間賃として、給料が発生しています。オーナーは、他人が働いた結果得られる売上の中から利益をもらいます。他人に働いてもらった不労所得です。

また、お金持ちになればなるほど得られる不労所得の金額も大きくなっていきます。この差は、残念ながら埋められません。これを埋めるには、起業するなり、積極的に株の売買をするなりして収入や資産を『彼ら以上のスピードで』増やして行かなければなりません。

これは簡単ではありませんし、そもそも比較するべき対象ではありません。廊下の角でぶつかっても、中身が入れ替わることは(幸か不幸かはさておき)あり得ません。比較するべきは過去の自分です。

なぜ選択のすゝめがこんなことを書いているのかと言えば、私はブログを書いていますので、アクセス数を上げるという目的があります。アクセス数を上げるのに、役立つ情報は必要です。そのために私が実際に通ってきた道を公開しています。知らずに、行動せずに一生働き続けるのはつらいものがあります。

私は元々、経営者の息子でした。東京で生まれ育ち、不自由の無い生活を送ってきました。自分もいつか継ぐのだろうと思っていたある日、サラリーマンとしての人生が確定してしまいました。

『自分以上の人生を、自分の子供たちに与えてあげたい』というなんとなく抱いていた夢や希望を叶えることが、無理であることも確定した瞬間です。

そこから、どうしたら少しでもお金を得られるか、ということを考え、実行に移してきました。臆病な私でも出来た、結果が行動に伴う再現性の高い方法です。

不労所得の定番4種

不労所得には、決まったやり方がいくつか存在します。
  • 金利収入
  • 配当金収入
  • 家賃収入
  • 子供手当などの国や自治体からの手当
私は上記2つの金利と配当金で不労所得をこれまで積み上げてきました。2019年9月18日には政策金利が0.25%また下がりましたので、今後さらに高金利口座の利率は下がるでしょう。ですが、数年経てば再び金利が上がることが予想されています。

いずれにせよ、アメリカに居る現在は地の利を活かして金利収入を得続けます。これと高配当株や高配当ETFなどで不労所得を積み上げて行きます。追加投資を続けていきます。

不労所得の正しい使い方 再投資が鉄則

ここで注意して頂きたいのが、不労所得の使い方です。不労所得がなんとか得られるようになっても初めの内は微々たるものです。それらを消費してしまっても良いのですが、このままだと増えてはいきません。ゼロからイチが一番大変なので、イチに踏み出せたのならそれらを再投資することをおすすめします。

再投資すれば、0→1、1→2、2→4、4→7

というように加速度的に伸ばしていくことが出来ます。これが不労所得の正しい使い方です。最初の内はしんどいですが、大きくなればなるほど効果を感じることが出来ます。ゼロイチを踏み出せたのであれば、ぜひ歩を進めて下さい。

最初に述べたように、不労所得は積み上げることが可能ですし、大事です。再投資することで、どんどん膨らませていくことが可能です。

選択のすゝめの不労所得

30代子持ち、選択のすゝめの不労所得は、金利収入と配当金収入で2019年は年間50万円強見込。総資産が約3,000万円なので正直なところ効率は低いです。もっと言えば、2017年の不労所得はほぼゼロでした。気づいて、行動していないのはきっと私だけではないはずです。運用効率は低いのですが、年間50万円を再投資しているというのは大きく感じています。誰かが自分のために年間50万円投資してくれているようなものです。

関連記事:選択のすゝめの不労所得の作り方【20ヶ月目は340.17ドル】

今の段階での2020年の年間不労所得見込は約65万円なので、多少は上がりますがまだまだ足りません。まずは3%を目標にしていきます。年間90万円で月7.5万円、大体月700ドルです。給料以外のところから、毎月700ドル追加投資できる状態というのは非常に魅力的に感じます。気づいたら即行動です。給料という安定した収入はある内は、投資を続けていきます。

また、選択のすゝめの場合は金利収入が約半分を占めています。こちらは元本も減りませんし、積極的に得ていくべきものです。金利収入は、日本以外の海外に住んでいる方であればどなたでも可能です。その国の地の利を活かして口座開設し、金利収入を楽しみましょう。

一方で、世界のどこにいても再現できるのが配当金収入です。世界中の誰もが不労所得を欲しがっています。高配当株に投資すれば、配当金収入を楽しむことが出来ます。

とにかく一歩踏み出さなければ、前には進むことは出来ません。

不労所得の競争こそが、サラリーマンがするべき競争

TOEICの競争に明け暮れるのも良いですが、サラリーマンがするべきは不労所得の競争ではないでしょうか。そちらの方が直接的に身になります。皆で競争して、いかに効率的に収入を増やして行くか、切磋琢磨をしていきたいです。同志が増えることを願います。

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