アメリカ現役海外駐在員の不労所得事情【2018年11月】


こんにちは。

現役海外駐在員の選択のススメです。今月も、報告出来るだけの不労所得が発生しており、生活を賄える金額には到底届かないものの、存在自体が嬉しいものです。金額の多寡も勿論そうですが、収入発生の頻度も大事です。入金があるのは嬉しいことです。一か月の中に何度か収入があると、ハッピーな気持ちの回数が増えますよね。トップ画像は2018年の不労所得一覧です。

これまで、本当に細かい部分は端折って来ましたが、年間2,000ドルが目前に迫ってきており、維持でも2,000ドル台に乗せたい気持ちが強くなってきました。そのため、細かいのも今回から入れ込みます。このまま行けば、2,000ドルを超えることになりそうです。

それでは11月の不労所得を公開していきます。

現役海外駐在員のアメリカ不労所得事情【2018年11月は185.33ドル

下記は私の保有口座・ポートフォリオ一覧でもあります。

コードNov
RIRA-VMFXX$0.06
RIRA-VOO
RIRA-BTI
TIRA-VMFXX$0.03
TIRA-VOO
S-TIRA-VMFXX$9.81
S-TIRA-VYM
SIMPLE-AFAXX$0.30
SIMPLE-AAHTX
APHA-
BTI$61.67
ITW
JNJ
LB
MO
V
S-Discover$25.39
Discover$88.07
CapitalOne
S-CapitalOne
$185.33

VMFXXは、Vanguard口座内にある決済用のお金です。Vanguardでは、決済用のお金はMMF(マネーマーケットファンド)として扱われます。そして2018年12月2日時点で2.11%の金利がついています。

私のネットバンクの普通預金の金利が2%なので、それよりも高いです。

一覧の上から9つ目まではグレーに色付けしてあります。これは税優遇口座という意味で色付けしています。こちらの運用益や配当金は、無税或いは税遅延です。こちらで高配当株などを運用すると、税金優遇効果が大きいです。

新卒の給料一か月分の不労所得を達成見込

2018年の1年間で、2,000ドルの不労所得が達成できそうです。一覧では2,000ドルを少し切る程度ですが、上記の中で、SIMPLE-AAHTXというものがあります。こちらですが昨年末に受け取った配当金などが約98ドルでした。今年は所有している株数も多いため、250ドルあたりを見込んでいますが一覧上では更新していません。そのため、実際には2,000ドルを安心して上回る不労所得になりそうです。

2,000ドルと言えば、日本円換算すれば22万円以上。新卒の給料1か月分に相当します。2018年頭に方針を決めてから、ここまで育てることが出来ました。

これは本当に大きいです。但し、2018年の不労所得の半分以上は金利収入です。もう一度一覧を見てみましょう。これが毎月2,000ドルというレベルに持っていくのが理想。


これだと割合が分かりにくいので、次にパイチャートを見てみましょう。


半分以上は金利収入です。その内600ドルは、口座開設ボーナスだったりします。より経常的に不労所得があると良いと感じ始めて、色々調べるようになりました。

そして2017年の今頃からインカムゲインの大切さに気付き始め、2018年1月からインカムゲインを得るために実際に動き始めました。主な動きは下記の2つです。
  1. 高金利口座の採用
  2. 高配当ETF・高配当株の採用

高金利口座の採用 アメリカの地の利を活かす

2018年1月の不労所得は、たったの25ドルでした。25ドルでも、不労所得としては正直なところかなりありがたいです。日本の預金金利で3,000円くらい稼ぐなんて、幾らをどれくらいの定期で預けなければならないのでしょうか。凡人には縁の無い世界の話になってしまいます。

ところが、ここアメリカでは銀行の普通預金に預け入れているだけでお金が入ってきます。好景気の頃の日本もこんな感じだったのでしょうか。生まれてこの方、不景気しか経験したことのない私にとっては、2%の金利というものは大きな盾のような存在です。それがどこかの新興国の通貨ではなく、現時点では世界的な決済通貨を持ち、軍事・経済大国のアメリカの通貨であることが安心材料です。

高金利口座を活用して、現在では毎月100ドル以上が転がり込んできます。これが雪だるま式に増えていきます。これ、6万ドル預けているだけで毎月100ドル入ってくるんですよ。分かりやすく言うならば、600万円預けて毎月1万円もらえます。これが2%です。実際には、複利計算のおかげでもっと増えます。

これが、高所得者ならばどうなるか。例えば6,000万円預けていれば、毎月10万円不労所得が発生することになります。富の差は広がるばかりです。現状を打破するためには、少しでも上昇気流の端くれをつかみたいところ。元本保証で2%は激熱です。ちなみにアメリカの銀行は日本と異なり、保証額が一口座につき25万ドルです。日本は1,000万円です。

高配当ETFや高配当株を採り入れ、ポートフォリオを入れ替える

こちらは具体的にはVYM、VOO、JNJ、MO、BTIなどに手を出しました。現在の私のインカムゲインの半分以上は金利収入ですが、来年2019年は彼らも活躍してくれる予定です。配当金は金利収入と異なり、毎月発生するわけではありません。

但し、キャピタルゲインも期待できます。特に、自分年金的な意味合いが強いため、30年ほどかけて育てていくつもりです。山あり谷あり、今後も積み立て続けていきます。サラリーマンの給与収入だけでは、言うなれば水泳の息継ぎのようなものです。泳ぎ続けなければ、死んでしまいます。

休みも欲しい。酸素ボンベだって欲しい。足ヒレやビート版、なんならエンジンだって欲しい。サラリーマンとして収入を得続けなければならないところから、少しでも分散化できれば気持ちが楽になりますし、実際には気持ちだけでなく家計も楽になります。

今後もポートフォリオを入れ替えていきます。基準となるのは、やはり金利収入です。寝かしておくだけで2%を確実に稼いでくれますから、配当目的のみであれば最低2%は産み出してくれないと割りに合いません。

不労所得の仕組化

試行錯誤を繰り返しながら、状況に応じて最適な不労所得システムを作り上げていきます。人生に選択肢を増やすために。

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