アメリカで格安SIMに乗り換えて毎月〇〇ドル節約できた話 簡単3ステップ


アメリカの田舎に駐在中の選択のススメです。本日は私がアメリカで行った、格安SIMへの乗換記録を公開します。

アメリカで格安SIMに乗り換えた結果

アメリカでVerizonから格安SIMに乗り換えて一か月以上経ちました。

渡米以来、ずっと乗り換えたくて乗り換えたくて仕方がなかった携帯電話。Verizonがあまりにも高すぎて(月額約65ドル・年額約780ドル)、乗り換え先をずっと探していましたが、やっとこさ実行に移して固定費削減に成功しました。今回はそのやり方をシェアします。

乗換先はTotal Wirelessです。Total WirelessはVerizon系の格安SIMで、様々なプランを提供しています。私が選んだのは無制限通話、無制限テキスト、データ通信は5GBで、乗り換え前のVerizonのプランと全く同じ内容です。月額36.2ドルで年額約435ドルです。年にして345ドルの削減、月額や約29ドルの削減になります。乗り換えるだけで削減出来るのはとてもありがたいですね。ただし、格安SIMではテザリングが出来なくなるため、テザリングする予定のある方はご注意下さい。

元々、Verizon系の格安SIMには速度制限がされており、Verizonよりも通信速度が遅かったという事実があります。2016年に速度制限が外され、Verizonと全く変わらないのに安い、という素敵な格安SIMが多数誕生しています。半信半疑の部分もあり、乗り換えるのに少し躊躇していましたが、乗り換えてから1か月以上経ち、体感的にも品質も速度も変わらないです。Verizonをご使用の方であれば、非常におすすめの乗り換え先なのがTotal Wirelessです。なんならVerizonよりも使いやすいです。

格安SIMへの乗換えによって実現できることとは

Verizon系の格安SIMへの乗り換えによって、Verizonの持つメリットを出来る限り活かしつつ、固定費を大きく削減できるという美味しいところの両方を実現するのが格安SIMへの乗り換えで出来ることです。それでは、下記に簡単にVerizonのメリット・デメリットをまとめます。

Verizonのデメリット

  • 高い
  • 高い
  • 高い
  • おかしい

Verizonのメリット

  • 店舗が多いので、対人で直接相談しやすい
  • カスタマーセンターがアメリカ(オフショアではない)
  • 全米屈指のカバー率

Verizonはとにかく高いです。おかしい、というのは、システム的な変更がうまく反映されない場合が多かったという意味です。

例えば、手続きミスで過大請求があったりしました。日本でいうドコモ的な存在にも関わらず。しかも、その手続きミスに対する返還がうまく反映されなかったり。しかも、毎月自動支払いにしていたのに、1年に数回きちんと処理されておらず、遅延扱い。遅延損害金も請求されていました。ウェブサイトの動きも怪しいです。

それに比べてTotal Wirelessは、アプリもしっかり使えるし、請求もしっかりしています。なんなら請求のリマインダーまで送ってきます。これで安いなんて、嬉しすぎます。乗り換えて良かった。

日本でAU・AU系(CDMA)の人はVerizon・Verizon系へ

日本ではAUからみおふぉんへの乗り換えをしていました。つまりCDMA系です。ここで使用していたiPhone7(A1779)をVerizonでも使い、そして現在Total Wirelessで使用できています。Verizonで使用するときのアクティベートが一番めんどくさかったです。

簡単な乗り換え方まとめ


  1. 格安SIM会社のリサーチ・決定 (私は既存のCDMA系携帯を活かすため、CDMA系のSIM会社)
  2. 自分の携帯がその格安SIM会社で使用可能かどうか確認 https://willmyphonework.net/ (これは世界レベルで確認可能で便利)
  3. 新番号の場合は新番号設定で、番号を持ち運ぶ場合は、乗換時に『番号持ち運び』で設定を開始し、Verizonで設定した4桁のPINナンバーを入力するだけ。あとは待つだけ。数時間後にVerizonの電話が通信不可になり、SIMを入れ替えます。そして通話・データ通信確認。
とりあえず、これで毎月30ドルくらいは余分に投資出来るようになりました。LINEだってもちろんできますよ。QOLを下げての節約は簡単ですが、続けるのが苦しいでしょうしおすすめは出来ません。ですが、QOLを維持、或いは向上させながらコストダウンが出来るのであれば迷わず行うべきです。

毎月30ドル節約する価値とは

毎月30ドルと聞くと、投資をされていない方だと小さい金額だと感じるかもしれません。不労所得毎月30ドルを得るのには、配当金で例えるならば配当5%の株に7,200ドル分を投資する必要があります。税引き後で換算するのであれば、もっと配当率が高い株、或いは投資金額を大きくしなければなりません。例えば税金が20%であれば、9,000ドルを投資して得られる配当金と同じような効果があります。しかも、確実に、30ドルを得ることが出来るのです。毎月30ドルを節約するというはそういうことです。

さらに、この毎月の30ドルを他の投資へ回すことによって加速度的な投資を行うことができるようになります。固定費の削減はそれほど大きい意味があります。これは労働者だろうがなんだろうが共通する大事な考え方です。

ここ数か月間やろうやろうと思っていたことですし、無事乗り換えができてすっきりです。在米の皆さまにも非常におすすめです。

こちらも読まれています
北米海外駐在員の副業事情とEbatesの使い方・簡単な小遣い稼ぎ
ネット銀行の利率が急上昇中。タンス預金なんてする人の気が知れない。
海外駐在員の不労所得【2018年7月】