選択のすゝめ、海外駐在員です。
これまでひたすら、海外駐在員のメリットや、サラリーマンの収益最大化の方法である海外駐在員になる方法を紹介してきました。収益を最大化することによって、手元キャッシュを増やし、それを投資へ当てて行く、というスタンスです。
ただ、あるのはメリットだけではありません。何かを選択するということは、他の何かを選択しなかったということです。海外駐在員になることによるデメリットもあります。本日はその負の部分に敢えて焦点を当てていきます。
海外駐在員が実際に感じた海外赴任のデメリット 20項目
- 日本と現地の板ばさみになる
- 信じられないほどの低次元なやりとりに、多大な時間や労力を費やすことが多くなる
- 日本側は現地の環境を理解しない/できない
- 国内外への出張が多く、移動に時間と体力を消耗する。家族との時間も減る。
- 海外にいるのに、日本よりも日本的な付き合いが求められる
- 日本の労働時間帯でも働くことを期待される。労働無法地帯。
- 子供が居る場合、日常的な祖父母の手助けなどは期待出来ない
- 子供が居る場合、子供手当ては受けられない
- 日本で家を買って住宅ローン減税を受けている場合、減税されなくなる
- 日本円資産を動かしにくくなる
- イデコやふるさと納税などが出来ず、節税しにくい
- 先進国の場合、外食が高過ぎる
- 日本の文化に浦島太郎になる
- 語学の壁が存在する
- 自分も家族も日本語能力が低下する
- 親の死に目に会えない可能性が高い
- 現地採用の日本人から蔑まれる
- 治安が悪いところに行かされる可能性も有る
- 給与体系が複雑であるため、申告時期になると準備に手間が掛かる
- 健康管理が難しい
上記に挙げたデメリットを全てひっくり返すくらいのメリットがあるのは、Aクラス企業の駐在員だけです。他の人たちは、様々なトレードオフがあり、自分の価値観と照らし合わせていきます。
私の場合、働く=お金を稼ぐということでしかないため、やりがいの無さやストレスは仕方が無いものと思ってあきらめています。1円でも自分の単価を上げて、収入を増やすことが出来るのであれば、仕事内容は何だって構いません。厭わずやります。
私の場合、働く=お金を稼ぐということでしかないため、やりがいの無さやストレスは仕方が無いものと思ってあきらめています。1円でも自分の単価を上げて、収入を増やすことが出来るのであれば、仕事内容は何だって構いません。厭わずやります。
海外赴任・海外勤務のデメリットまとめ
いかがでしたでしょうか?
単に海外で働くというだけではなく、海外駐在員として感じる海外赴任・海外勤務のデメリットを挙げてみました。海外で現地採用という場合は、自分の好きで住んでいるわけで、一生その場所に留まることに関して自分の意思次第、という要素もあります。
ところが、駐在員の立場の場合は次の勤務地が、いつ、そしてどこになるかも分からない方も少なくありません。嫌々赴任している方も沢山いらっしゃいます。ストレスが溜まりやすい環境、且つ発散もしにくい環境の中で高負荷が続き、倒れる方も少なくありません。健康管理には人一倍気を遣わなければなりませんが、健康的な食事へのアクセスが無かったりします。生活も落ち着きません。ただ、待遇だけはサラリーマン界の中で群を抜いています。空飛ぶ社畜です。
選択のすゝめは現地採用も海外駐在も両方経験しているため、両方のメリット・デメリットが分かります。
海外赴任の闇についてはこちらのエントリでもまとめていますのでぜひ。
駐在員は見た!現地採用が知らない、ある日系企業海外駐在の闇
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どこに居てもストレスが溜まるって?それなら単価が高い方がまだましではないでしょうか。
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