人生に敷かれたレールは、行き先は決まっている
大多数の人がサラリーマンになるのは、あまり深く考えずに人生を進めてきてしまった結果です。或いは、せっかく考えはしたけれど、残念ながら行動が伴わなかったパターンでしょう。特に、サラリーマン家庭に生まれた子供は、『領収書』など、お金の話に触れる機会が、自営業者の家庭に比べて少ないため、節税を含む蓄財への意識が培われにくいと思います。
また、収入も一定額か、非常に緩やかな動きであるため、増やそうという概念が薄くなりがちです。
そのために出来ることが節約しかなくなってしまい、よくないスパイラルにおちいるパターンが増えてしまいます。
労働者階級の悲しい性です。
経営者側の給与収入、経費の使用具合について、従業員が知ったら驚くと思います。
労働者階級の悲しい性です。
経営者側の給与収入、経費の使用具合について、従業員が知ったら驚くと思います。
同族企業であれば、年に一度も顔を見せない社長の家族でさえも、社畜として働く人間より数倍の給与収入を得ている事実があります。
社長だけに給与を集中させてしまうと、税金が高くなります。
社長だけに給与を集中させてしまうと、税金が高くなります。
そのため家族を会社に在籍させて給与を発生させ、会社から自分の家に入る収入を分散させます。これが節税につながります。
累進課税と言って、稼げば稼ぐほど税率が上がります。なので、分散することによって稼ぐ額を減らします。
ですが、その分散された額でさえ、そのあたりの従業員が束になったって敵いません。
これが労働者とオーナーの違いです。
しかも。。。
ですが、その分散された額でさえ、そのあたりの従業員が束になったって敵いません。
これが労働者とオーナーの違いです。
しかも。。。
給与収入だけではありません。
ビジネスオーナーは自分の持ち物である会社のお金をある程度自由に使えます。
どうしても視座が変わってきます。
持つ者と、持たざる者
サラリーマンはオーナーの持つ畑を耕すお手伝いをして、お駄賃をもらいます。言うまでもなく、実りはオーナーの物です。
どんなに畑を耕したって、それは自分の物には一生なりません。
ならないのに、経営方針に対して意思を持つのは意味がないことですし、
経営方針と異なる意見を持つ場合は、苦しくなる可能性すらあります。
経営者からしてみたら、
『こいつ、何言っちゃってるの?一族でも何でもないのに。ウザー』
状態です。
わかりやすく言えば
わかりやすく言えば
他人の家の窓拭く仕事してる人が、その家の教育方針に口出すのと同じことです。
神輿を担ぐだけで、決して神輿には乗れないんですサラリーマンは。
あくまでも、個人の家で働かせてもらっている状態だということを忘れてはなりません。
それが嫌なら、公開された上場企業に行くしかありません。
ただ、上場企業だとしても、個人に所有されているケースが非常に多いです。
株という、会社の所有権を一部握っています。
非公開の同族企業は、一部ではなく、全部握っているということですので気をつけてください。
権利を半分以上持っている場合もあるし、ほんの少しだけの場合もあります。
持っていればいるほど、発言力は法的に強くなります。
会社は、株を持っている人たちの所有物なのです。
株主のために働くのが使用人であり、
なかなか抜け出せない労働者階級なのです。
この図を思い出してください。
私はその労働者階級に『落ちた』のです。
ビジネスオーナー側から、家族総出で落ちたのが2010年。
大きな大きな境界線があるのを知っていた私は、絶望しかありませんでした。
とはいえ、大学卒業時は何にも考えていませんでした。
当時はまだ堕ちていませんでしたので、適当に働いて、いつかは父の会社へ入って継いで。。。なんていう甘い考えで生きてきました。
本当に甘かったと思います。その甘さは全部自分に返ってきましたね。
本当、頭悪すぎでした自分。
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