海外で働く現地採用が覚えておくべき人生のやり直し方


選択のすゝめです。
昔現地採用でヒーヒー言ってた者です。

あれからもう10年くらい経ちます。
結婚し、子供も生まれ、そして今は海外駐在となりました。

人生を中長期的に捉えて打算的に動くことはとても大切で、そして人生を好転させるにはとても有効な生き方だと気づくのに随分と時間が掛かりました。自分が実現した方法を公開し、誰か、特に世界のどこかで日系在外子会社の現地採用として働く日本人に私の声が届けばいいなと思います。あるいは、海外で働きたいと考えている方にもぜひ。

海外で働く現地採用は生活がつらい

現地採用として働いていた時代から10年経ち、海外駐在となった今、どうなったか。
結果、今でもヒーヒー言っています。

なんだ今でも言ってるのか、なんて言わないでください。ヒーヒー言っていますが、当時と異なり、ヒーヒーの対象が生活ではなく仕事に変わりました。駐在は板挟み、中間管理職です。ポジティブに言えば、中間管理職になれたからこそ感じられる悩みです。

家族を持った今、同じヒーヒーなら生活ヒーヒー(ヒーヒー生活?)は嫌なので仕事でヒーヒー言う生き方を選んでいます。ブログを書いているくらいなので、実際そんなヒーヒーは言っていないのですが。。。

踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損。ということで海外駐在の方が得な生き方です。日系現地採用は総じて待遇が低いことが多く、生活はつらめです。物価が高い所に行けば、それだけで生活がつらいです。逆に物価が低い所に行けば、月収10万円レベルになり日本に帰ることすら難しくなります。

後悔している方もかなり多いと思います。あれ?留学までして私は一体何をしているの?と。

現地採用という生き方そのものを否定するわけではありません。価値観は多種多様ですし、彼は彼、私は私です。私が伝えたいのは、能力をマネタイズしないのは勿体無い、ということです。もしももっと稼げる生き方があるとしたら、そしてその生き方が自分にも出来るとしたら。このような可能性について、現地採用の方々に伝えてたいです。

海外で働く現地採用の皆さん、海外駐在を目指しましょう

海外で働く現地採用、特に現地で教育受けて日系在外子会社の現地採用として働いている全ての日本人に一人一人告げたい。

一刻も早く日本に帰って、海外駐在員を目指しましょうと。
数年日本だけど、それくらい価値のある道だと。
大丈夫。現地採用になることが出来たあなたなら、海外駐在員になる方が簡単ですと。
現に私が実現しています。その国で得た就学経験、就労経験を活かして駐在しましょう。

現地採用で仕事がまわせるあなたなら、海外駐在員は正直楽勝です。
もちろん、業務内容から立ち回り方まで何から何まで違うけれど、どうにかする・できる応用力・行動力があなたには既に備わっています。
現地採用のあなたが自分ひとりで対応してきた全ての大変で有り得ないようなトラブルも、その多くを会社という枠を使ってどうにかすることが出来ます。

業種変えても大丈夫。規模さえ落とせば引く手数多です。どんなに待遇の悪い会社でも、駐在であれば現地採用よりは良い待遇がついてきます。待遇の良い会社に入れたら超ラッキーです。そこで海外駐在を実現出来たら、もう小躍りしちゃいましょう。ボーナスタイムへの突入です。駐在期間が終わったあとに他国への駐在も有り得るため、確変に突入したようなものです。

とにかく私が伝えたいのは、在外子会社で働く現地採用の日本人、というポジションは一番割りに合わないポジションで、そのポジションにいる人は海外駐在へのクラスチェンジに必要なアビリティが既に備わっている場合が多いということ。

あとは、日本に帰って日本の会社で数年過ごすという条件さえ満たせばあとはもうタイミングだけ。タイミングだけは、自分ではどうにもできません。最悪の場合は、そこから他の海外駐在案件探して転職すると良いです。駐在させたくても、人員がいないところは必ずあります。

駐在を目指すタイミングは早ければ早いほど良い

常に今がベストタイミングです。出来る限り早く舵を切りましょう。悩ましいのは、現地に彼氏彼女がいる場合。これが難しい。相手が現地人なら結婚という選択肢も現実味を帯びてきます。職業選択の自由を得ることができます。職業選択の自由以前に、その国に合法的に存在して良い権利を得ることが出来ます。これは非常に重要な要素です。

その彼氏彼女が現地の国籍の人じゃない場合。例えばアメリカで日本人と韓国人が付き合っている場合。お互いビザ持ち、しかも帰る場所も違う。これは悩ましいです。時代がグローバル化すると問題もグローバル化しますね。

相手がいなくて、かつその場所が死ぬほど好きだ!という訳ではない場合。出来る限り仕事で成果を上げ、自身のスキルを伸ばしたら、もう帰国しちゃいましょう。そこでそれ以上伸びることは稀だからです。どんなにあなたが頑張っても天井は見えています。しかもすごく近くに。

海外駐在は、最初からその天井を大きく越えてきます。あなたの待遇天井は、海外駐在員にとっては地下室の天井くらいです。現地採用と比較すること自体が間違い、ナンセンスなのですが、比較してしまうと本当に、本当に海外駐在は恵まれています。

どうしても現地を離れたくない、という場合を除いては一刻も早く海外駐在案件を探しましょう。今自分が要件を満たせなくても、海外駐在案件を見て、今の自分とのギャップを発見し、そのギャップを埋めることに注力することをおすすめします。

中長期的な人生のプロジェクトです。
人生というプロジェクトは、もうとっくに始まっていて、いつ終わるかわかりません。遅すぎることはない、と言いたいところですが時間は有限ですし、年齢も考慮されます。急ぎましょう。

現地採用からの帰国を前進として捉える

帰国というと、撤退というイメージを持たれる方が少なくありません。ですが、これは海外駐在という稼ぎ方改革への第一歩なのです。海外からは、様々な理由で日本に帰国される方がいらっしゃいます。親・子供の病気などの事情もそうです。人の数だけ事情があります。

何事も見方を変えると暖かいです。海外駐在への第一歩を歩んだと思うこともできます。そしてそれは実際に第一歩目です。二歩、三歩、と行くかどうかはあなた次第です。何度も言いますが、これは中長期的なプロジェクトです。1、2年ではありません。3年から7年くらい考えて下さい。でも、それくらい価値のある動きだと私は感じています。私は、海外駐在を実現出来て本当に良かったです。

日本に帰国したら、すぐTOEICを受けること

元・現地採用は、いわゆる純ドメよりも海外駐在になりやすいです。海外生活への適応に問題なく、海外でも結果を出せる、という証明にもなります。ただし、いくら海外で結果を出していても忘れてはいけないことがあります。それはTOEICを受けることです。

私は海外で営業として結果を出してきましたが、日本ではそれは評価されません。大事なのは、あなたの能力だけではありません。価値が重要です。価値を証明する、あるいは錯覚させるためには、数字があると良いです。

馬鹿馬鹿しいと思いながらもTOEICは受けましょう。それも英語力が落ちる前に。きちんと海外で頑張ってきたならば、焦って受けることはないと思いますが、転職活動をするのであればあった方が良いと思います。私は帰国後5年経ってやっとTOEICを受けましたが、それでも980点は取れました。過去問テキスト買って、3回解きました。テストそのものの対策をすることで50点は底上げ出来たと思います。過去問をやるべきです。本来、正規留学生であれば満点とってしかるべきです。現地高等教育を修了していることを忘れないで下さい。ここが純ドメとは異なる強みですので最大限有効活用しましょう。

さっさと数字だけ獲得し、他のことに時間を使いましょう。

謙虚に、そして打算的に生きる

最後のアドバイスとしては、謙虚に生きることです。表面的にだけでも構いません。謙虚な人を演じるだけで良いのです。その代わり、演じきることが大事です。

海外生活に慣れ、海外で闘いぬいてきたあなたは、日本では強くあり過ぎてしまうことがあります。日本はこうだ、海外はこうだ、なんて言わずにとにかく謙虚に行きましょう。ただし、打算的に。

帰国者、というだけで色眼鏡で見られます。なので必要以上に謙虚になることがとても大事です。それだけで他の帰国者と一線を画すことが出来ます。思い出して下さい。これは中長期的なプロジェクトです。抜け目なく、海外駐在を目指しましょう。安心して現地に送り込めるような人材になりましょう(思わせましょう)。

海外駐在を実現できますように。千里の道も、一歩から。
それでは最後にいつものツイートです。