海外駐在保険(海外駐在員用の海外旅行保険)で医療費ゼロを実現してみた


こんにちは。アメリカ駐在日本人の選択のすゝめです。今日も海外駐在のメリットを紹介していきます。知られざる海外駐在保険とは。

海外駐在保険とは?海外駐在中は医療費ゼロ

今回は、海外駐在・赴任の知られざるメリットである、海外旅行保険について紹介したいと思います。

海外旅行では、海外旅行保険に入りますよね?携帯壊したり、失くしたり、置き引きにあったり病気になったり。そんな不慮の事態に対応してくれる心強い味方です。それが海外駐在・赴任の場合は『会社が』『会社負担で』海外旅行保険を手配してくれます。相当守られているので安心して下さい。

一回の旅行でたかだか数千円と侮るなかれ。

本人だけでなく、帯同家族の分も保障されるとなれば金額は大きくなってきます。会社都合の海外駐在の場合、赴任期間中は海外旅行保険にいれてもらえます。これは帯同家族分も含まれます。いれてもらえるというよりかは、何かあった場合に会社は責任を取れないため保険に入るということです。ちなみに家族4人で赴任し、1年間いくらかというと。。。後述します。その、、、とってもお高いんですのよ。

私の保険ではアメリカ赴任期間中は、北米・ヨーロッパ、オセアニアであれば保障の範囲内です。私の場合は、日本への一時帰国中も海外旅行保険が使える特約もついているため、日本で起こる不慮の事態へも対応可能です。保険証書をよく確認することをおすすめします。

さらに、海外駐在員の場合ですが、日本の健康保険も維持しています。そのため、日本で治療を受けたい場合、健康保険証を提示して問題なく3割負担で治療を受けることが出来ます。なお、その3割負担分さえも、保険会社に請求さえすれば海外旅行保険から全額払い戻しを受けることが出来ます。この点が海外現地採用と異なる大きな点です。

尚、海外駐在でも現地採用でも歯は払い戻し不可です。ただし、海外駐在員の場合は、相当額を会社がカバーしてくれる場合もあります。会社によりますね。

あとは、海外旅行保険でカバーするのは物が壊れた・盗まれたなども安心、ということです。

海外赴任はお金がかかる?!海外行くなら駐在で。


ちなみに、家族4人で1年間海外旅行保険(北米)に入ると、内容にもよりますが100万~300万円かかります。これが海外駐在員は高コストと謂われる所以の一つですが、治安は確実に悪いですし食生活も日本より悪くなるため、保険の存在は欠かせなくなっています。

海外駐在員は、世界中で安心して治療や保障を受けられるようになっています。海外で手術することになったとしても、一回数百万円かかりますが安心して手術を受けることが出来ます。何らかの理由で、患部や患者を動かせない場合など、現地での手術が必須な場合もあります。そのようなときに、慌てなくて済むのは安心できます。

現地採用は海外駐在保険も日本の健康保険もない

では、現地採用はどうかというと、地獄の沙汰も金次第ということになります。

例えばアメリカでは、腹部CTスキャンを一発撮るだけで4,000ドルくらい掛かります。画像系が非常に高いです。現地の健康保険が効いた状態で、です。

歯の治療をするだけで日本往復チケットが余裕で買えます。それならばと、日本往復チケットを買う方も少なくありません。歯の治療をしに、日本に帰国し、替え玉治療をする方法です。ただ、海外で現地採用として働く日本人は、日本での健康保険は無いのです。日本の社会保険システムから飛び出した現地採用は、もはや日本社会保険を支える一員ではないためです。

海外現地の健康保険の海外適用をするべきなのですが、多くの日本人が後述の方法で切り抜けている現状があります。他人の保険証を借用する方法です。保険証には、顔写真もないため、親戚のでも友人の保険証でも通用していまいます。つまり保険証を借りるだけで3割負担で治療を受けることが出来てしまいます。これは犯罪ですので決して推奨しませんが、おそらくこのようなケースはかなり多いのではないかと思います。

最近話題になっている、外国人による治療費の踏み倒しなどがありますが、一部外国人が保険証を取得し、さらにそれを利用して替え玉で治療を受けまくる、ということが可能な穴だらけのシステムです。歯の治療なんて数百円で済む場合もあります。それなら、往復チケット腹って美味しいもの食べて爆買いしても元が取れます。免税品も買えます。

とにかく、海外で働くのであれば現地採用ではなく、必ず会社都合で赴任することが大切です。家族が居る方なら尚更です。

海外旅行保険付帯のクレジットカードも不要

利用附帯ではなく、自動附帯のクレジットカードを持っていたとしても、有効期限が渡航から90日以内の場合が殆どです。海外赴任中は、ずーっと保険が掛かった状態ですので安心してガンガン旅行に出かけることが出来ます。特に、海外赴任中は旅行に行く機会が増えると思いますので非常にお得です。

塵も積もれば山となります。このような福利厚生の厚いところが、海外駐在のよいところです。

海外駐在保険がついてくる海外駐在員はやはりお得

これまで様々なメリットを挙げてきましたが、これは自分でも見落としていたメリットでした。「そうだ、京都行こう」的なノリで家族でカナダにオーロラを見に行くことになっても、旅行保険の対象内なので安心して行くことが出来ますね。

海外現地採用には、旅行保険が自動附帯だなんてショック過ぎて信じられません。他のベネフィット一つ一つすら、一切存在しないのですから。。。本当に、現地採用はもうこりごりです。日系は全世界でアウト。

特に人気エリアでは奴隷のようです。代わりは掃いて捨てるほど存在するのが現実です。現地系は先進国で福利厚生が整っている企業であればOK。発展途上国は基本的に人権や福利厚生という概念も発展途上であるため、おすゝめできません。一番の安全策は、とにかく海外駐在することです。あるいは、永住権をとにかく取得することです。

ああ、はやくオーロラを見に行きたい。。。。

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