イライラした時の対処法

いきなり英語ですが、イライラについての名言です。

"Usually when people are sad, they don't do anything. They just cry over their condition. But when they get angry, they bring about a change."
Malcolm X, 1965

『悲しいから行動に移す、というのはあまり起こらない。愚痴るだけで状況は何も変わらない。だけれども、人はイライラした時こそ、その状況を変えようとして行動に移す。』
マルコムX、1965年

イライラにも、こんないい面があるんです。

イライラした時の対処法


行動を起こしましょう

〇〇が悪いから~、とか言っていても何も変わりません。相手や誰かを責めても、何も変わらないんです。変えられるのは、自分だけです。自分と、自分の未来です。

いつかだれかがどうにかしてくれるだろう的な考えでは何も変らないし、その考え自体が大きな障害になりえます。不作為(何にもしないこと)はそのシステムを支えているのと変わりがありません。

不満を持ちつつも、行動に起こさず我慢するというのはとてもとても非生産的です。もはや耐久レースの様子で、最後まで残る人が勝つ、というような状態です。

我慢しても良いことはありません。人生一度しかないのです。行動を起こしましょう。もちろん、感情を爆発させる、という意味ではありません。問題の根本を解決するために立ち上がるのです。

いきなり問題が解決することはありませんが、立ち上がらなければ問題は一生解決しません。

周りを巻き込みましょう

誰かの悪いところを探すようなことばかりで、責任をなすりつけ合い、本来の目的なんてすっかり忘れ、いつかどうにかなるだろう、なんて考えていても、何も変わりません。

出る杭が打たれる村社会。それが怖いし、出る杭を叩かずとも、冷笑する人間が多いこともまた事実かもしれません。だけれども、一人では何も変えられません。味方が必要です。どんなにあなたが正しくて、周りが間違っていたとしても、味方がいないとつぶされてしまいます。

味方ができれば、独りよがりな闘いではなくなってきます。逆に考えれば、味方が出来ない場合は、それは残念ながら独りよがりな闘いをしているということです。それは、どちらが正しいとか正しいくないとかそういうことではなくて、どちらが損か得か、という判断でしかありません。誰も、自分に損な選択はしたくありません。

皆にメリットがあるように、巻き込んでいきましょう。それが難しく、誰も賛同してくれない場合は、その組織を離れることも一つの選択肢です。その組織にあなたが居ることが、お互いにとってマイナスかもしれません。

空気は読むのをやめましょう

怒りましょう。怒っていいんです。
愚痴を言っていても何も変わりません。何が原因で怒っているのか、しっかりと突き止めて、その原因を取り除きましょう。あきらめる必要はありません。行動こそが、未来を変えることが出来ます。

システムを変えることは難しいです。それは自分以外を変えようとするからであり、基本は無理なことです。一番簡単で効果的なのは、自分を変えること。時間の使い方、場所、共に過ごす人を変えることです。人生はたった一度きり。ストレスを抱えるのはよくありません。

イライラから逃げずに行動する人はこちらから。一人じゃありません。


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